たゆたえども沈まず

よしなしごとです。

誹謗中傷された時の、気を病まない考え方

“それはつまり、私に対するルサンチマンだろう。”

だって、人はどうでもいい人間や自分より下だと考えている人間のことをわざわざ話題に出して攻撃するだろうか。なんらかの自分より優れているところを対象に認めているからこそ、誹謗中傷が起こる。例えば対象の容姿がよかったり、勉強・仕事ができたり、名声を得ていることは変えられないから、攻撃する側の意志やタラレバは歯ぎしりくらいしかできることがないのだ。その歯ぎしりが自分を腐らせていることも知らずに。

一方で、逆も然りであることも非常に重要だ。自分が人に苛立っている時もそこにルサンチマンが少なからず含まれていることを自覚するのだ。苛立ちの理由を分解することで、解決法が見えてくる時もある。

ニーチェの思想はこういう時に便利だ。