プチギフト的一言
相手の頬が少し綻ぶような、プチギフト的な一言を添えられる人間になりたかった。
お会いできるのが楽しみだとか、そういう。
今、以前もらったプチギフトの言葉が脳内を駆け巡り、あげられずに溜まった私からのプレゼントの言葉が自分の首を絞めている。
いつも言われてから気づくんだ。あ、そういう言葉をそっと添えればよかったのかと。
それとも思ってないから言えないんだろうか。プチギフトをあげられる人々は、その気持ちを常日頃持っているからスラスラと出てくるのだろうか。つまり私の欠陥か?
他の国の言語のように、もらって覚えたフレーズを使いながら学べばよいのだろうか?